1985年6月15日に設立されたスタジオジブリが、今年で40周年を迎えました。
7月にはNetflixで『火垂るの墓』(1988年)の配信がスタート。ジブリ作品が日本国内のサブスクリプションサービスで配信される初の事例となりました。さらに、『海がきこえる』(1993年)が全国の映画館でリバイバル上映され、ファンの間で大きな話題に。各所で盛り上がりを見せる中、これまでのジブリ作品を思い返した方も多いのではないでしょうか。
そこで、文春オンラインでは「〈アンケート〉あなたが選ぶジブリ映画ベスト1は?」を実施。14日間で20~60代を中心に、381人の投票が集まりました。(※なお1人につき、3作品を選び〔1位5点、2位3点、3位1点〕、合計得点で計算しています)
今回は、惜しくもベスト5入りを逃した作品(6位~20位)を、アンケート回答者のみなさんからのコメントとともに振り返ります。(「ラピュタでもナウシカでもない…『あなたが選ぶジブリ映画 ベスト1』圧倒的1位を獲得した作品は?」も公開中!)
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【20位 海がきこえる(1993年公開 監督:望月智充)】
「ノスタルジックな雰囲気で、ずっと見ていたい気持ちにさせてくれる」(43歳・女性)
「初めて『金曜ロードショー』で見た時に、『なんだこのリアルな話は』と驚きました。その後すぐDVDを借りに行き、もう一度見てもやっぱり面白い。それから何度も見返しています。少し切なくなる、そして何かを予感させるラストが大好きです」(25歳・男性)
「昔、休みの日の夕方にたまたまテレビで見たときに強い印象が残った。どうやらそれが初回の放送だった」(56歳・男性)
「氷室冴子氏の原作小説より、やや男性目線な脚本になってはいましたが、高校生の多感さ、高知の街並み、吉祥寺の風景など、情緒を感じる作品でした」(52歳・女性)




