【8位 もののけ姫(1997年公開 監督:宮﨑駿)】

「年月が経つほどこの作品のすごさを感じる。『生きろ。そなたは美しい』という言葉はすごくシンプルな愛の言葉。でも、誰もが、どんな人に対してもこのセリフを言えるような世界でなくてはいけないのではないか。そんなことも考えます」(29歳・女性)

「2018年に閉館したTOHOシネマズ日劇が、最後にいくつか名作を上映していて、そこで初めて『もののけ姫』をスクリーンで観ました。映像美と、どうやったら思いつくんだというストーリーに改めて感動。サンがお面をつけて駆け抜けるシーンが好き」(30歳・女性)

8位 『もののけ姫』 ©1997 Studio Ghibli・ND

「個性的なキャラクターやストーリー展開で引き込まれる。セリフひとつひとつが印象的で、声に出して言いたくなる」(49歳・男性)

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「奥の深いテーマを扱っている。アシタカとサンを通して日本の民俗学や自然環境も学べるから」(51歳・男性)

8位 『もののけ姫』 ©1997 Studio Ghibli・ND

「石田ゆり子や田中裕子、美輪明宏など、声優さん達も豪華で素晴らしい。何度観ても、いつ観ても、壮大なストーリー展開に引き込まれる」(34歳・男性)

【7位 紅の豚(1992年公開 監督:宮﨑駿)】

「男が見て面白い、かっこいいと思えるジブリ映画といえば、『紅の豚』だと思います」(19歳・男性)

7位 『紅の豚』 ©1992 Studio Ghibli・NN

「とにかく“かっこいい”映画。キャラクター、戦闘機、町並みや風景、どれをとっても“かっこいい”とはこういうことだ、と教えてくれる作品」(40歳・男性)

「ロマンという言葉がもう古臭くなってしまった今の時代に、ロマンを思い出させてくれる作品。宮﨑監督の、飛行艇が空を飛ぶ見せ方の上手さは今見ても感嘆する。飛ぶことの爽快感とかっこよさをまるで自分がパイロットになったかのように錯覚させ、没頭させてくれる。

 キャラクターがちょっとした脇役まで個性豊かで実に上手い。なにより嫌なキャラが1人も出てこないのが気持ちいい。実在した飛行機や武器を多く登場させてるのも適度に作中にリアル感を出している。最終決戦は本当に描き方が素晴らしくて何百回見ても飽きない。これからも永久にそうだろう」(41歳・男性)

7位 『紅の豚』 ©1992 Studio Ghibli・NN

「ジブリは、子どもに人気の作品が脚光を浴びがちだが、この作品は大人にこそ見てほしい。大人のためのラブストーリーでもある」(60歳・男性)