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雅子さまは、イスラムの国といっても国により共通の部分、それぞれの伝統文化があるとされたうえで、「イスラムの女性は自由で自然で外の世界のことをよくご存じで、興味深い話をしていただいた」と王族女性との交流の印象を話された。
また雅子さまは「日本は近代化と古い伝統の調和を保っています。イスラムの国々も伝統を大切にしており、日本に対する関心も深いのでは」などと今回の訪問を振り返られた。(「産経新聞」1994年11月15日)
「個」を発揮する機会を奪われた雅子さま
徳仁皇太子夫妻は翌1995(平成7)年1月にも、クウェート、アラブ首長国連邦、ヨルダンを公式訪問したが、この輝かしい2つの中東訪問を最後に、雅子皇太子妃は、王族の葬儀や結婚式を除けば「外国訪問が許されない」長い不遇の時間を過ごしていくことになる。
それは、自分らしい「個」を発揮する機会を奪われた時間でもあった。