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異常な雰囲気を察し帰ろうとする松下さんを脅し、衣服が濡れるのを嫌がった彼女を「籠かつぎ」と呼ばれる体位で強姦する。
が、行為の最中、すぐ側で栗拾いをしている子供の声が耳に入ったため、慌てて声が出ないように松下さんの首を絞めて殺害。息をしなくなったのを確認してから、改めて屍姦に及び、現金300円と、彼女が物々交換のために持って来ていた縮緬洋服を奪い逃走した(松下さんの遺体は11月5日に発見されている)。
収まらない男の衝動
その後、小平は富山に戻り、妻の弟が経営する運送会社を手伝った後、親子3人で上京。渋谷区羽沢町(現・同区広尾三丁目)に居を定める。しかし、性の衝動は収まることを知らない。
年の瀬の12月29日、小平は栃木へ買い出しに行くため東武鉄道浅草雷門駅に向かった。そこで見かけたのが、母の疎開先である日光に行こうとしていた馬場寛子さん(同19歳)。
いつものように、米が安く買える農家があると声をかけ、第二、第三の犯行場所にほど近い上都賀郡西方村の山中に誘い込む。