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〈実はが(=実は)眼鏡なくて(メッセージが)読めない。読めないがうつことはできる〉
〈事故の原因アクセルはアクセル踏み込んだじょうたいでもなった。ひだり足のブレーキを踏み込んだつもりだが止まらなかった〉
長男は、父親が文章を読めることを期待せず、「うん」「了解」とのみ短く返信した。
飯塚の妻は…
飯塚はその日のうちに予約していたレストランに詫びの電話をいれた。車の販売店にも「事故を起こした。とんでもないことをしてしまった」と購入のキャンセルを伝えた。
飯塚が事故の顚末や妻の状態を知ったときにはすでに夜になっていた。集中治療室で三日間にわたり処置を受け、容態が落ち着くと一般病棟に移った。
飯塚の妻は、真菜さんと同じ東京女子医科大学病院の集中治療室に運ばれた。妻は折れた骨が内臓を損傷する恐れがあり、片方の肺を停止して、胸骨や肋骨を固定する大手術などを経て、生命の危険から脱した。