感じの悪い刑務官もいたが…

 1人や2人嫌だな~と思う刑務官の方もいましたが、その他の刑務官の方々の良心的な対応に、いつもその嫌な刑務官の方のことは忘れられました。

 また、私は鳥取刑務所をでたことがなく、余計に刑務官の方々のいい面しかわかりません。留置所と違い、四季を感じさせてくれる食事や運動場で見れる草花に、少しずつ心がほぐれてきたのだと思います。

 そして鳥取刑務所から一審の裁判員裁判を受けに行ったのですが、連日の様に続く公判にもかかわらず、早朝から他の方より早めに食事を出してくれたり、お風呂も早い時間に入らせて下さったり、本当に色々としてもらいました。裁判員裁判で、ものすごい報道関係の方々から私を守るためにカーテンを閉めたり、シーツ? みたいなので車の中を見えなくして下さり私を守ってくれましたし、私の公判中の食事も温かいまま運んでくれました。ほとんど口にすることができずに申し訳ないと思いながら残していました。

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 裁判員裁判は、私は毎回とても怖くて、いつも半泣き状態で出廷していました。公判スタイル(服装)を考えられたのですか? とよく聞かれましたが、私はまったく何も考えず、そもそも考えられませんでした。なので、朝準備しているときにも「また同じ服装でいいの?」と刑務官の担当の先生に言われ、あわてて着替えたこともありますし、同じ服装だったときも多々あったと思います。

 私は本当に裁判員裁判が怖く、顔をどこに向けていいのかさえわかりませんでした。また、傍聴席のマスコミの人の多さにも、怖くてビクビクしていたのです。私は服のことよりも、1回1回の公判に何とか出席するのが精一杯でした。

 裁判員裁判を通し、公判前(逮捕時)に、またメディアによって、さんざんあることないこと書かれた上の公判で、公平中立平等に、先入観なしに、裁判員の方は大丈夫なのだろうか? といまも私は思います。また、裁判員の方々は、なぜ公判後に記者会見を受けるのだろうとも思います。他の人の公判後のことを聞いても……。