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この内容に対し、ウッドの娘や多くの歴史研究家は「手紙の文体が本人と異なる」「事実誤認や誇張がある」などとして、売名目的の偽造の可能性を指摘した。
一方、マルコムの三女で父の遺産管理人のイリャサ(現・作家、大学教授)は手紙を真実と確信。
四女ガミラ、双子の六女マラークを共同原告に、2024年11月15日、ニューヨーク市警、FBI、CIA、米司法省を相手取り1億ドルの損害賠償を求める民事訴訟をニューヨーク・ブロンクスの南地区連邦地方裁判所に提起する。
訴状は85ページにおよび、前記4機関がマルコムの暗殺に間接的・直接的に関与したこと、暗殺の計画を知りながら意図的に阻止せず警備を意図的に手薄にしたこと、約60年間にわたって真実を隠してきたこと、これにより家族に精神的・経済的損害を与えたことなど、憲法違反、陰謀罪、証拠隠蔽など9つの訴因が記されていた。
いまも事件は終わっていない
提起から2年弱が経過した2026年10月現在、まだ本格的な審理は始まっていない。が、60年以上前の事件、かつ大組織を相手にした訴訟で原告側の訴えが認められる可能性は極めて低いとみられている。