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障害がある方の体のケア
企画が決まった後、僕は鍼灸マッサージ「和音」の鈴木さんに相談しました。
ボランティアの後、障害がある方の体のケアをお願いしたいと思ったのです。
「もちろん手伝います」
先生は迷うことなく言ってくださいました。さらに、和音のスタッフのみなさんまで、参加者の体調に合わせてケアをしてくださることになりました。
障害のある方々は、どこかしら身体に不安を抱えています。でも、しっかり身体のケアをしながら活動することで、表情が変わり、前向きな気持ちになっていく――それを僕は、自分自身の体験を通して知っていました。
実際、この活動を通じて、一人の男性の命を救うこともできました。重い糖尿病を抱えながら、ボランティアに参加してくださった方でした。体調がとても悪そうだったので、病院に連れていき、検査してもらいました。その結果、命にかかわるような病気がたくさん見つかり、治療を受けられることになりました。
もし、彼がボランティアに参加していなかったら、病気はそのまま放置されていたかもしれません。
そう思うと、あの日、ボランティアに参加してもらって本当に良かったと思いました。その後、その方と親しくなることもできました。ひとつのことをきっかけに、人の輪が広がっていく。そこがボランティアの良い点だと実感しました。
ボランティア活動を終えて布施弁天へ報告に行くと、住職の奥様が笑顔でこう言ってくださいました。