桑高:
どこかでまとめて発表できる場が作れたらなぁ……と思うんですけどね。クリアしなければならない問題はありますが、どこかの棋戦の1コーナーで『ここに飾るからみんな投稿して!』とかやれたら楽しいかもしれません。
──桑高さんのイラストのように朝日新聞デジタルに掲載されるとしたら、ファンも気合いが入るでしょうね!
桑高:
個人的には、久保ミツロウ先生を名人戦にお招きしたいんですけどねぇ。豊島竜王ファンであることを最近隠していませんし(笑)。
──メディアにはよく出ておられますが、ガチな将棋ファンなので『ひっそり応援したい!』と思っておられそうですよね(笑)。桑高さんは今後も棋士のイラストを描いていかれるんですよね?
桑高:
イラストは、まだまだ自分はヘタだと思っています。描くたびに新しいことに気づく世界なので、今後も描き続けていきたいと……描いていると、それまで知らなかったその人の仕草や、雰囲気にも気づくことができますから。そういうところをもっと表現していきたいと思います。
──あの、私……たとえば棋士の先生の記事を書いた後、ちょっとその先生には会いづらいなと思うことがあるんですよ。
桑高:
はい?
──でも桑高さんは、佐藤会長が丸太を振り回すイラストを描いた直後に、打ち合わせとかで佐藤会長と会ったりするわけじゃないですか。そこが凄いなと思うんですが……。
桑高:
見せますもん!『これ描いたんですけど大丈夫ですか?』って(笑)。
ということで、ペン入れ&着色😆#イラスト #一刀両断 #佐藤康光 #豊島将之 pic.twitter.com/jBlYpDdo9X
— 桑高克直(くわっち) (@shallvino) February 4, 2021
──はははは! マジですか!?
桑高:
イラストを描こうと思ったときに、YouTubeとかで描き方を勉強したんです。そしたら『発表することを念頭に置きましょう』っていうのが上達の秘訣だと。じゃあ本人に見せたほうがいいな、と。
──確かにそうですけど!
桑高:
皆さんにちゃんと見せてますよ。事後だったりしますが。
──反応はいかがですか?
桑高:
撮られることはあっても、描かれることは少ないみたいで。皆さん喜んでくださいます。だから私もいい気になって……(笑)。