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赤井さん不在のまま結婚式の準備が…

――すると、結婚式の準備も赤井さん不在のままだったんですね。

佳子 そうなんですよ。ただ、赤井の地元の仲間たちが結婚準備委員会というのを作ってくれて、みんなでワイワイやってましたけど。

 でも、その準備委員会に赤井は一度も参加していなくて、私の両親と彼が初めて対面したのは、もう結婚式の当日でした(笑)。その後、6人で食事会をやったんですが、ずっとギクシャクした雰囲気だったのを覚えています。両家どちらも、親の側からするととくに望んだわけではない結婚でしたから、仕方がないですけどね。

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©深野未季/文藝春秋

――日頃のツイッターを見ていても、赤井さんは本当に佳子さんのことが大好きなんだなというのがよく伝わってきますが、その気持ちは当時からですか?

赤井 そうです。

佳子 いや、そうじゃないと思いますよ。私に押し切られただけでしょう。そもそも、一度も「結婚しよう」って言われてないですから(笑)。ただ、これは私としては長所だと思っているのですが、赤井はもともとイエスかノーで物事を判断しないというか、あまり深く考えずに感覚だけで生きているんですよ。

――結婚といえば、人生の一大事であるはずですが、それでも赤井さんはマイペースだったと。

佳子 簡単に言えば、彼は自分のことを大事にしてくれる人のことが、すごく好きなんですよ。その意味では当時、まわりにいる誰よりも私が赤井のことを一番好きだったはずなので、理には適っているんですけど。

――ちなみに、青森のご両親とは結婚式を機に和解されたんですか?

佳子 結婚式の時点では、まだ許してもらったとは言い難い状態でした。それでも、3人目が生まれたあたりからは、やっぱり孫は可愛いようで、頻繁に会うようになりました。時間はかかってしまいましたけど、一緒にいられる機会が増えたのは本当に良かったですよ。

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