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磯村 そんなそんな(笑)。原田さんと三宅さん、お二人の師匠に恵まれましたから。

長島 すごい英才教育ですよね。

三宅 サウナがどこにあるか教えただけですけどね。「あそこの撮影スタジオの近くにはここがあるよ」とか(笑)。

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出演者3人は「突然裸の付き合いから始まった(笑)」

原田 そういえばさ、3人で錦糸町の「ニューウイング」に行ったよね、シーズン1の撮影が終わった頃。

磯村 行きましたね。撮影でもなんでもなくプライベートで。

三宅 「ニューウイングにだいたい何時ぐらい目安で集合ね」って、それぞれわらわらと集まって。

五箇 「ニューウイング」はシーズン1で出てきたサウナですが、ドラマでは原田さんしか行ってないですもんね。

三宅 あとまあ、3人で親睦会をしようってなったときに、ちょうどいいかなって。

五箇 突然裸の付き合いから始まった(笑)。

三宅 それがサウナなんですよ。いきなり裸でも違和感なく話せたり付き合えたりするのがサウナの良いところ。

原田 しかも、僕と三宅さんは同世代だけど、磯村君はひとり20代の若者。でも、喋っててまったく違和感がないんだよね。若いという感じもしないの。失礼なのかもしれないけど(笑)。

磯村 いえいえ、そう言っていただけるとうれしいです。

三宅 ドラマの役柄もそうだもん。「蒸し男くん」は浮ついたところが全然ない。

サウナはいい感じの温度でコミュニケーションがとれる

磯村 やっぱり、「サウナ」という共通のテーマがあるので、自然と打ち解けていったように思います。これが全然違う現場だったりすると、大先輩と何から話せばいいだろうって、結構手探りになっちゃうところは正直あるんです。

三宅 確かに、サウナというのはデカいよね。

五箇 僕もプロデューサーとして、事前にWikipediaとかSNSとかをチェックして、この人何が好きだから何を差入れしようとか、この話題をちょっと合間にふったらいいんじゃないかとか、一応考えたりするんですが、良いときもあれば、裏目に出ちゃうときもあって。それがサウナだとホントにちょうどいい。いい感じの温度でコミュニケーションとれるというのはあります。

撮影の合間もドラマの中のようなテンポで会話する主演の3人

原田 今回、『サ道2021』の第2話「黄金湯」のとき、僕が取引先の社長に怒られるシーンがあって。その社長を演じた役者さんが「サウナに入ったことがない」と言ってて。で、その撮影が終わって、パッとサウナに入ったら、五箇さんとその役者さんが一緒に入ってた(笑)。「ラクーア」で。あ、デビューさせたんだな、いいコミュニケーションだなって。

五箇 小林竜樹さんという役者さん。彼とは以前仕事したことがあったので「サウナ行くの?」って聞いたら、「行かない」って言うから、「じゃあ帰りに入ってく?」って。

三宅 えっ? そのとき、たまたま泰造君もラクーアに行ったってことなの?

原田 いや、僕はラクーアで撮影だったの。第1話の撮影で。

五箇 撮影効率などを考えると合体できるシーンは一緒に撮ったりすることもあるんで、泰造さんが第2話の冒頭で怒られるシーンはラクーアの会議室をお借りして撮っていたんです(笑)。

三宅・磯村 な~るほど~(笑)。