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13位 すし大臣 (佐賀)

 佐賀の鳥栖に本店を持つ回転寿司チェーン「すし大臣」。

 九州ならではの食材をふんだんに仕入れたグルメ回転寿司だ。

「すし大臣」鳥栖本店

 1976年に福岡県春日市で立ち食い寿司として創業し、その後回転寿司に業態変更したのが今のすし大臣。全店舗に生け簀を設け、地元の食材をふんだんに取り揃えるグルメ回転寿司だ。

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「すし道 大臣流」と書かれた巨大看板がどこかの道場のようだ

 ちなみに長崎の大村湾に浮かぶ「橘島」という無人島は、以前は島ごとすし大臣が所有して社員の研修場として使われていたが、2019年1月に平成ノブシコブシの吉村崇氏が1億8000万円で購入するという話が出たことも記憶に新しい。研修所時代の調理設備などがあり、今は寿司バーとしても利用しているというのだから、なんともうらやましい話だ。

〈推しネタ〉簡単には釣れないレアなネタ「マハタ」

高級魚とよばれる「マハタ」(税込410円)

 マハタは、釣ろうと思っても簡単には釣れないほどのレアなネタだという。体に縞模様があることから「しまあら」とも呼ばれている。すし大臣おすすめのマハタはやや硬めで、白身らしい淡泊さの中にもしっかりとした旨味が感じられた。臭みなども全くなく、とても爽やかな後味だ。

12位 にぎり長次郎 (大阪)

 大阪を中心に関西で広く展開する回転寿司チェーン「にぎり長次郎」。かつてはアトムボーイとして展開していた店舗の一部が2001年にブランドを一新し、本物志向のグルメ回転寿司店として生まれ変わったのが同店だ。

「活魚廻転寿司 にぎり長次郎」1号店 寝屋川本店

 にぎり長次郎は、より高級志向の「CHOJIRO」も展開しており、東京でも二子玉川に店舗を持っている。

圧倒的な存在感のある生けす

 店内には巨大な生けすが設置されており、「活魚」の名のとおり新鮮なネタが楽しめる。

〈推しネタ〉まさに“ふわとろ”「とろサーモン」

ふわとろ、という形容詞が最も似合う「とろサーモン」(税込345円)

 にぎり長次郎のとろサーモンを食べると、グルメ回転寿司のとろサーモンは一味違うなと感じることができるはずだ。大きくカットされたネタは口の中でとろけるように柔らかく、サーモンの独特の旨味を存分に味わえる。