僕は国際サウナ協会の理事をやっておりまして、先述の2019年のオランダでの世界大会には、オブザーバーとして参加させていただいたんです。200人ぐらい入れるサウナ室でやるんですが、技術、熱さ、香りなど色々な評価基準があり、それに沿って審査員が採点をしていきます。シングルと団体の2つの種目があり、欧州各地で予選があり、さらにその勝者が準決勝で8人くらいの決勝メンバーに絞られるんです。ファイナルは2日間かけ、最終的に、1位から3位までを決定する、本格的な催しです。
今参加しているのはドイツ、イタリア、ポーランド、オランダ、ノルウェー、デンマークなど、10カ国近くになります。そこに初のアジア勢として日本が乗り込んでいきたい。将来的には日本で本選ができたらいいなと思っています」
数年後には世界での入賞を目指す
「今の日本のアウフグースはいろんなグループがあるので、世界大会というレギュレーションでやることで、統一目標を作ることが大事だと思っています。最初はいろいろご批判も受けるかもしれませんけど、2回目からはもっと改良していけば良いと思います。
