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〈柏24歳キャバ嬢暴行死〉逮捕の男(22)が右胸に刻み込んだ“13歳で先輩を殺した日”タトゥー 金属製の松葉づえで頭や腹などを複数回殴打し……「俺に楯突くとこうなるんだ」《腕の刺青写真》

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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「俺、13歳の頃に先輩をボコボコにしたら死んじゃって、3年ほど少年院に入っていたことがあるんだよね。宇都宮にいた頃、仲の良かった先輩が調子に乗っていてムカついた。先輩はその時、脚の骨を折って松葉づえをついていたから、それを奪ってボコボコにしてやったんだ」

遊戯王カードに興じる小松容疑者(A氏提供)

 当初は嘘の武勇伝を語っているだけだと思っていたA氏。しかし、

「小松と一緒に過ごしているうちに、どうもそうとは言い切れない部分があるなと思い始めたのです」(A氏)

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「本当にこいつは人を殺したんだ」と背筋が寒くなった

 1つが、小松に誘われて行ったドライブだ。2021年2月頃、A氏は小松から「俺が入っていた少年院に行きたいんだよね」と持ちかけられる。

「群馬県前橋市の赤城少年院に車で一緒に行きました。小松は最初、栃木県さくら市の喜連川少年院にいたそうですが、途中で移ったと話していた。少年院に着くと、教官とも話をしていたので、入所していたこと自体は間違いないんだろうなと思いました」(A氏)

赤城少年院(法務省HPより)

 そして2つ目が、冒頭の胸に刻み込まれた“日付タトゥー”だ。「俺が先輩を殺した日」を自慢げに身体に彫り込む神経にA氏は背筋が寒くなったという。

小松容疑者の腕に入ったタトゥー(A氏提供)

「本当にこいつは人を殺したんだ。こいつならばやりかねない——タトゥーを見せられて疑念は確信に変わりました」(A氏)

 小松は本当に少年時代に事件を起こしているのか。当時の新聞を調べると、次の記事があった。

〈宇都宮市の県営住宅の一室で1月、県立高校1年の○○さん(16、※原文では実名)が遺体で見つかった事件で、宇都宮家裁は25日、傷害致死の非行事実で送致されていた県内の中学2年の男子生徒(14、※事件当日13歳)について初等少年院送致とする保護処分決定をした。(中略)決定によると、○○さんの態度に腹を立てた男子生徒は1月26日午後2時半頃、○○さんの自宅の県営住宅の一室で、顔を手で数回殴った後、金属製の松葉づえで頭や腹などを複数回殴打し、死なせた(以下略)〉(読売新聞2015年3月26日東京朝刊)

 記事にある日付をA氏に確認すると、「間違いない。タトゥーの数字はこの日付です」と語った。

 小松はどのような少年だったのか。中学校時代の同級生が証言する。

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