「プロフィール写真は清楚な服で」「お見合いにはお菓子を手土産に」
入会金6万円、月会費2万円の契約を結んだ川上さんは、担当カウンセラーからさまざまなアドバイスを受けた。最初に驚いたのは「36歳のあなたでは、お相手探しは大変です」という言葉だ。
結婚相談所の男性会員のほとんどは、将来的に子どもを持つことを望んでいるという。35歳以上は高齢出産、そんな認識の広まりから、多くの男性は結婚相手の希望年齢を30代前半までとする傾向がある。
むろん30代後半や40代の女性でも出産はできるのだが、見合いから仮交際、真剣交際から結婚、さらに妊娠というプロセスを考えると相応の時間が必要だ。仮に30代後半同士の男女が見合いをしたとして、そこから交際、結婚、妊娠となれば、出産が叶うのは40代の可能性が高い。男性はそういう時系列を逆算し、「できれば30代前半まで」と考えがちだという。
次に驚いたのは「清楚な印象を与える服でプロフィール写真を撮影して」というカウンセラーのアドバイス。ビジネススーツでは硬い印象を与えるし、カジュアルな服装では「本気度」が伝わらない。プロフィール写真はフェミニンな服装で撮影するのが基本というわけだ。
清楚な服など一枚も持っていなかった川上さんは急きょ購入、専用スタジオでヘアメイク付き撮影料2万円を支払ってプロフィール写真を撮った。
「お見合いが成立したらお茶代は男性が支払うけど、女性も小さなチョコレートなんかを手土産で渡したほうが好印象、そんなアドバイスもありましたね。私はお見合いのたびにお菓子の小袋を用意して、ちゃんと気配りできますみたいな女性像を演出してました。ただ、プロフィール写真の清楚な服といい、お見合いのときのお菓子といい、実際どこまで効果があるのかは疑問でした」
結婚相談所での婚活当初、川上さんは「お相手」候補の条件として「年収600万円以上」を指定していた。自分のキャリアや収入を踏まえれば、相手の男性も「このくらいは当然」と考えたが、これもカウンセラーのアドバイスでまもなく「年収500万円以上」に変更した。