「文藝春秋アカデミア」は、「知的好奇心」と「探求心」を喚起し、「課題の発見」「課題の解決」のインサイトを導き出す「場」として本年3月に始動しました。
Vol.1では満員御礼の中「カスタマージャーニーの再定義」に焦点を当て、参加者の課題に寄り添いながら、ワークショップ形式にてインプットとアウトプットの時間を創出しました。
Vol.1で挙がった以下の、
「自社製品の特徴や強みを理解した気になっていた」
「顧客視点の発想方法やチームでの共通視点がない」
「ユーザーのことをわかっていた気がした」
「理想の顧客像がブレがちである」
「見えない顧客へのアプローチに苦慮している」
「なんとなくでペルソナ・ジャーニーを作って、施策を回していた」
「ユーザーが何を思うか、それに対して何をするべきなのかわからない」
等のフィードバックを踏まえ、Vol2.では、「理想の顧客像」を明確にしながら、DXの最初の一歩を踏み出すための施策を「顧客中心思考」で描写します。さらにそこから、施策を実行するために現在の課題となっていることを明確にすることにフォーカスをした、座学とワークショップを開催します。
皆様お誘いあわせのうえご参加をいただけますと幸いです。
〇開催概要
日 時 2023年5月23日(火) 午前の部9:30~12:30/午後の部14:00~17:00
会 場 文藝春秋本社 西館ホール (千代田区紀尾井町3-23)
参加対象 マーケティング部門、経営企画部門、宣伝部門、営業企画部門、
DX推進部門の皆様など
定 員 各回50名
※2名様1チームでもご参加可能ですが、あくまでも個人でワークに取り組んでいただきます。
参加費 無料(事前登録制)
※対象外のお客様、協力企業の同業者様からのお申し込みはお断りいたします。
主 催 株式会社文藝春秋
協 力 株式会社セールスフォース・ジャパン
いますぐ申し込み
〇ワークショップの進め方
〇Step1 「理想の顧客」の解像度を上げる
自分たちが提供したい製品・サービスはどういうものなのか、またその 製品・サービスが世の中でどう見られているのかを言語化したのち、顧客とすべき人物像の描写を心理的側面・行動的側面から実施し顧客の 価値観を明確にする
〇Step2 各顧客ステージの感動の瞬感(WOW!)と失望の瞬感(Wow… )を描く
顧客がロイヤルステージに移行していく段階で何が決定的な出来事と して起こるのか?顧客は何を思い、何を求めているのか?これらを元に 提供価値を言語化しMOTを明確化する
〇Step3 瞬感(WOW!/Wow…)を提供するための施策を考える
ここまでで見えてきた顧客と顧客の求めること、提供できるバリューによ りあらゆる顧客接点で何をすべきなのか施策や打ち手をまとめる
〇Step4 体験を提供するために何が必要なのかを徹底的に考える
必要なことの整理と合わせて、過去~現在で「足りてないこと」「できて いないこと」「やらなければいけないこと」の整理も実施し施策改善に向 けた道具を理解する作業をする
〇プログラム
第一部
9:30~12:30 超・深耕「顧客中心思考」ワークショップ
(45分間の座学 + 120分間のワーク、およびQ&A)
第二部
14:00~17:00 超・深耕「顧客中心思考」ワークショップ
(45分間の座学 + 120分間のワーク、およびQ&A)
〇ワークショップ講師
株式会社セールスフォース・ジャパン
DXビジネスコンサルティング部 リードビジネスコンサルタント
髙木 真樹氏
WACAウェブ解析士マスター/中小機構EC専門アドバイザー就任。魚屋の副店長からEC事業会社に転身し一連の運営経験を経た後、EC支援会社にてECコンサルチームのチーフとして活躍。前職の株式会社電通デジタルでは中小企業支援から大手企業のEC立上げ、社内研修やセミナー実施、日経Xトレンド等での執筆まで実績は多岐にわたる。現在はDXビジネス支援をはじめ、各種セミナー開催、地方自治体支援等を行う。
〇Vol.1参加者の声を一部ご紹介
「自社のお客様の行動を改めて言葉で表現することで、可視化することができ、共通認識を持つことができた」(アパレルメーカー様)
「実際に手を動かすことで、具体的に考えることができた。全フェーズに拡張できるよう実践したい」(金融機関様)
「商材特性としてターゲットが特定しづらく、ジャーニーを描きにくいが、あらためて時間を取ってじっくりと考えることができ、大変有意義だった」(外食様)
source : 文藝春秋 メディア事業局