いま話題の人物に迫る直撃インタビュー「+ JOURNAL」。今回登場するのは、NHKから国民を守る党の立花孝志党首。前編では、SNS、特にYouTubeをハックして斎藤元彦氏勝利の一因を作った兵庫県知事選について様々な角度から迫る。ゲストインタビュアーはノンフィクションライターの石戸諭氏。
〈ゲスト〉
・立花孝志|NHKから国民を守る党・党首
・石戸諭|ノンフィクションライター
1984年、東京都生まれ。立命館大学卒業後、毎日新聞社に入社。2016年、BuzzFeed Japanに移籍。2018年に独立し、フリーランスのノンフィクションライターとして雑誌・ウェブ媒体に寄稿。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」にて第26回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した。2021年、「『自粛警察』の正体」(「文藝春秋」)で、第1回PEP ジャーナリズム大賞を受賞。著書に『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)、『ルポ 百田尚樹現象』(小学館)『ニュースの未来』(光文社)『視えない線を歩く』(講談社)『「嫌われ者」の正体 日本のトリックスター』(新潮新書)がある。
〈企画概要〉
11月17日、斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選の投開票が行われた。結果は元尼崎市長の稲村和美氏や前参院議員の清水貴之氏らを破って、斎藤氏が2回目の当選を果たした。
斎藤氏の再選を後押しした要因の一つに、同じく県知事選に立候補していた立花孝志氏による“応援”があると目されている。YouTubeでの発信や、X(旧Twitter)での短尺動画が数多く再生され、パワーハラスメント疑惑が報じられていた斎藤氏の印象を一部で塗り替えた。
今回はゲストに、当事者であるNHKから国民を守る党の党首・立花孝志氏を招き、およそ70分にわたって、政治を取り巻くメディア環境の変化について訊いた(ゲストインタビュアー石戸諭氏)。
前編では、今回の兵庫県知事選で「立花孝志は何をしたのか」に迫る。取り沙汰される「マスメディアの敗北」、一部で批判を集める選挙演説での行動の是非、政治の未来のあり方を問う。
(聞き手=電子版統括編集長・村井弦、前編39分)
source : 文藝春秋 電子版オリジナル