健康診断の結果という“数字の羅列”を、身体を読み解くコンパスに変える――。月刊「文藝春秋」への寄稿「健康診断は宝の地図だ」(2024年8月号)が話題を呼んだ総合診療医・伊藤大介氏が、健診結果の効果的な見方、活用術を徹底解説します。
第5回は、糖尿病リスクについて、詳しく紹介します。
健康診断では「複数の検査結果」を組み合わせることで、自分の体の状態や病気の症状を驚くほど詳しく把握することができます。
今回(第5回)と次回(第6回)は、「血液検査」と「尿検査」という2つの検査に焦点を当てて、組み合わせ術を紹介したいと思います。いずれの検査も、健康診断の「核」とも言える重要な検査ですが、結果表にはあまりに多くの項目が記載されているので、つい読み飛ばしてしまうことも多い。
しかし、そこには病気を予防するヒントがいくつも隠されているのです。
糖尿病は「血糖値」だけでは不十分
「血液検査」と「尿検査」の検査結果から分かる代表的な疾患に糖尿病があります。
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