
日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする
■連載「霞が関コンフィデンシャル」
【2026年】
1月号 《イラスト付き》霞が関コンフィデンシャル名鑑 高市政権を支える60人
2月号 妙にウマが合う、密かなトレンドワード、総務省の“高市印”、歯車が狂った総監人事
3月号 財務大臣の黒衣、再編の立役者、小泉好みのスタイル、総監人事の楽屋裏
4月号 息を潜める財務省、看板政策の迷走、女性総裁の可能性、仇敵が会長に
5月号 “安保マフィア”の暗躍、渾身のギフト、悲願の労働次官へ、「五輪組」に春到来
6月号 女王の一喝、骨が折れる大臣、新顔だらけのNHK、長官候補に急浮上
★国際派に集まる視線
経済産業省の「中東チーム」がフル回転している。通商政策局、製造産業局、資源エネルギー庁の資源・燃料部を中心に、各局から応援を出し、中東以外からの原油やナフサの代替調達や、エチレン系素材の国内流通に目を光らせる。
代替調達を指揮するのは荒井勝喜通商政策局長(平成3年、旧通産省入省)だ。赤澤亮正経産相(昭和59年、旧運輸省)の信頼が厚く、経済産業審議官への昇格が確実視されている。
経産省は、片岡宏一郎官房長(平成4年、旧通産省)が来年、事務次官に昇格するのが既定路線。次官を頂点とするルールからみれば、荒井氏の経産審議官は1年限りとなる。だが省内では「コロナ禍の時から歴代政権が重用してきた人材。少なくとも2年はやるはず」(幹部)という見方が専らだ。平成3年組には伊吹英明製造産業局長、野原諭商務情報政策局長もいるが、荒井氏が最後まで“生き残る”ことになる。
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source : 文藝春秋 2026年7月号

