
日本経済の中心地、東京・丸の内から、“マル秘”財界情報をくわしくお伝えする
■丸の内コンフィデンシャル
【2026年】
1月号 スルガ銀「負の遺産」、ReFa快進撃の真贋、住商の“戦狼広報”、富山銀行の起爆剤
2月号 《イラスト付き》丸の内コンフィデンシャル名鑑 日本企業の次世代エース56人
3月号 中部電「捏造の泥仕合」、契約至上主義の陥穽、“吉本銀行”への怨嗟、疼く、スゴ腕再建請負人
4月号 西武・不動産開発の反発、KDDI不正の陥穽、SaaSの生存競争、その刀は“なまくら”か
5月号 生涯投資家“強欲の手口”、ホンダ社長続投のナゼ、日産“反転攻勢”の真贋、必然だった「飛び火」
6月号 新浪前会長との因果、同じ轍を踏むホンダ、傍流社長の外資流改革、スルガ銀買収の行方
7月号 東海銀行再来の予感、父の社長就任を回避、iモード社長の試練、“令嬢”の損切り
★SBI新ビジネスの真贋
連結業績の純利益や個人の売買代金シェアで国内証券トップに立つ、SBIホールディングス(HD、北尾吉孝会長兼社長)。証券のみならず、SBI新生銀行を核に「第4のメガバンク構想」を掲げるなど、野望はとどまることを知らない。
齢75となった北尾氏が目下血道を上げているのが、オンチェーン金融とメディア事業だ。
オンチェーン金融とは、ブロックチェーン技術を使った次世代金融インフラのこと。金融の仲介者を必要としないブロックチェーン上では、決済の自動化や24時間化を実現できるのと同時に、銀行・証券口座や保険、さらにステーブルコインと呼ばれる法定通貨と連動したデジタル通貨(暗号資産)を含めて、利用者目線であらゆる金融サービスを一元化することが期待されている。
すでにコンビニのローソン(竹増貞信社長)では、日本円建てステーブルコインを活用した店頭決済の技術実証を計画。SBIHDとしては自社発行のステーブルコインやデジタル資産ウォレット(電子財布)、暗号資産交換所などを総合展開し、デジタル金融領域でも覇権を取る算段だ。
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source : 文藝春秋 2026年9月号

