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■連載「霞が関コンフィデンシャル」
【2026年】
1月号 《イラスト付き》霞が関コンフィデンシャル名鑑 高市政権を支える60人
2月号 妙にウマが合う、密かなトレンドワード、総務省の“高市印”、歯車が狂った総監人事
3月号 財務大臣の黒衣、再編の立役者、小泉好みのスタイル、総監人事の楽屋裏
4月号 息を潜める財務省、看板政策の迷走、女性総裁の可能性、仇敵が会長に
5月号 “安保マフィア”の暗躍、渾身のギフト、悲願の労働次官へ、「五輪組」に春到来
6月号 女王の一喝、骨が折れる大臣、新顔だらけのNHK、長官候補に急浮上
★風雲急の内閣官房
省庁横断で内政の重要課題に関する司令塔的役割を担う、財務省出身の内閣官房副長官補ポストを巡る動きが慌ただしい。第二次安倍晋三政権以降では古谷一之氏(昭和53年、旧大蔵省入省)が長く任に就き、6月に日本政策金融公庫の新総裁となった藤井健志氏(60年、同)は菅義偉・岸田文雄政権下で副長官補として新型コロナ対策の要を担った。両氏とも副長官補に就く前に国税庁長官を経験しており、現在の阪田渉副長官補(63年、同)もまた同様。つまり国税庁長官は副長官補の待機ポスト的性格を持つ。
ただ、現長官の江島一彦氏(平成2年、同)は中堅時代から四角四面な仕事ぶりで知られ、官邸と各省庁との間で丁々発止のやりとりが求められる副長官補の適性には疑問符が付く。となれば、来年夏までの阪田氏続投を見据え、今夏には副長官補の後任候補を国税庁長官に置き、1年間待機させておくのが財務省にとってのセオリーとなる。
現在、有力視されるのは、青木孝德主税局長(元年、同)の起用。次期次官候補筆頭の宇波弘貴主計局長と同期で、宇波氏よりも早く次官ポストの登竜門たる官房長を経験。調整能力にも定評があり、副長官補を務める資格は十分だ。
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source : 文藝春秋 2026年8月号

