ロシアによるウクライナ侵攻開始から約2カ月。主要各国がロシアへの経済制裁、ウクライナへの人道支援を相次いで実施するなど、世界中が「戦争」の二文字に震撼しています。

 ゼレンスキー大統領主導のもと戦いが続くウクライナでは、いったい何が起きているのか。「週刊文春」編集部は、戦火のウクライナを総力取材。ロシアの核使用も懸念される今、最前線で生き抜く人々の声によって明らかになる、人類の未来とは――。

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兵器損失はロシアが4倍、ウクライナの秘密兵器

 

〈キーウ、数時間で陥落か〉

 侵攻開始当初は各国でそう報じられるほど、誰も予測していなかった徹底抗戦。その背景には何があるのか。

 

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「元記者」vs.「元シスター」女性スナイパー対決

 

「オレーナ・ビロゼルスカはロシア軍に殺された」

 ウクライナの女性スナイパー(狙撃手)について、3月30日、ロシアメディアはこう報じたのだが……。

 

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ウクライナ女性の悲痛肉声「子供が、お腹が空いたと…」

 

「友達と外で会っていて、砲撃の音が聞こえたら『逃げろ、逃げろ!』と声を掛けあって、家まで走っています」

 ロシアと国境を接するウクライナ北東部・ハルキウの男性(31)はこう語る。

 

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ウクライナ善戦を支える31歳デジタル相とPR会社

 

 ウクライナの首都キーウは1日で陥落する――。ロシアの侵攻直前、米情報機関はこう分析していた。だが既にひと月半が経過し、ロシア軍は撤退し始めている。この“善戦”の裏には、国内外でウクライナを支える存在があった。

 

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死体映像がリアルタイムに「スマホが変えた戦争」

 

 窓ガラスは砕け散り、セダンの運転席には血まみれの高齢男性の姿が。助手席に回り込んでドアを開けると、妻と見られる女性が寄りそうようにして息絶えていた――。

 

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“不死鳥の男”ゼレンスキーの「弱点」「夫人」「睡眠時間」

 

「1941年の真珠湾攻撃を思い出してほしい」

 3月16日、アメリカ議会のオンライン演説で、そう訴えたウクライナのゼレンスキー大統領(44)。戦時下で一体、どのような生活を送っているのか。

 

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【クリチコ・キエフ市長独占インタビュー】私はプーチンの嘘を許さない ウクライナ人は「平和の民」だ

 

 キエフ市のビタリ・クリチコ市長が「週刊文春」のインタビューに応じた。戦禍の中、陣頭指揮を執るクリチコ市長は、かつてWBC世界ヘビー級王者に輝くなど一時代を築いた元プロボクサーでもある。現在のキエフの様子や日々の職務、そしてロシアへの想いなどを明かした。

 

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ゼレンスキー“局部でピアノ芸人”「大統領への道」

 

「国民にアンケートを取ると90%以上が大統領を支持していると答えている。戦時下とはいえこの数字は驚異的です」(ウクライナを取材するジャーナリスト)

 

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《停戦交渉3度目も不発》ウクライナ人“衛生兵”が見た現実と苦悩「安全な場所はもう消えた」

 

 自らの意思で“衛生兵”として医療活動に携わる人々がいる。キエフ在住のフリーカメラマン、ミキータ・ザビリンスキーさん(Mykyta Zavilinskyi、32歳)はその一人だ。祖国のために戦うザビリンスキーさんに話を聞いた。

 

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《写真&動画》現地報告・戦火のウクライナ「キエフには戦闘員志願者が溢れている」 駅に押し寄せる人々、物置をシェルターに…

 

「週刊文春」編集部は、2月28日夜、現地のウクライナ人にリモートでインタビューを実施。ジャーナリスト兼コピーライターのオリガ・ダツューク(Olga Datsiuk)さん(32)に話を聞いた。普段は首都キエフに住んでいるが、現在はポーランドとの国境近く、西部の街・リヴィウに避難しているという。現地の様子をオリガさんが寄せた写真と動画と共にレポートする。

 

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《親ロシア地域独立承認》「心が綺麗なウクライナ人は邪悪な人間に負けない」“甲冑姿”の大使が語る「ロシアと戦争と平和」

 

 甲冑に身を包んだ恰幅の良い出で立ちは、さながら戦国武将。突如、Twitter上に現れたこのサムライは一体――。

 

 

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source : 週刊文春