「子どもの遊ぶ声がうるさくて、テレビの音が聞こえない」
まあ、コロナウイルスが怖いと思う気持ちは分かりますよ。私が憤慨したように騒いで差し上げると、どうも本音は「子どもの遊ぶ声がうるさくて、テレビの音が聞こえない」というシャレた理由でおじいさんがたは怒って母親たちにクレームをしているようでした。それも、グループホームで皆さん同居されてるようです。そこでまたブチ切れですよ。
「そんな静かな環境がいいなら、私が責任をもっておまえらを墓地や斎場にお連れして差し上げるぞ」
私も普段溜め込んでいたストレスをここぞとばかりにR-TYPE状態で大声に変えてぶちまけます。
「お目にかかった本日を忘れられないメモリアルデーにしてやる」
身の回りの小学生中学生からは安倍晋三株は暴騰
余談ですが、言うことをきかないお年寄りと口論することが皆さんも多いかと存じます。私も、ちょくちょく満員電車で突っ張ってくるジジイや自分の足で立たずに寄りかかってくるジジイ、みんな降りたいのに扉の前で踏ん張って動こうとしないジジイとはよく遭遇して「すみません、ちょっとお隠れになってください」と喧嘩に発展することがあるのですが、電車を遅延させない程度に騒いでこの手のお年寄りを黙らせるには「いい歳して何やってんだよ」と「お前、ちゃんと面倒見てくれる家族はいねえのか」の二つのマジックワードを噛まずに一気にお伝えできると比較的容易に目的を達成することができます。
ぜひ覚えて帰っていただければと存じます。
たぶん、こういう老人たちがヒマに任せて自治体や保健所などにクソみたいなクレーム入れて回ってるんじゃないでしょうか。相手に言うことをきかせることで、自分の乏しい存在意義を示したいかのように。
クレームを私に粉砕され、葬儀のように背中を丸めて帰路につくお年寄りの背中を見ながらも、本当に安倍晋三さんの日本全校休校は良かったんだろうか、とふと思います。もちろん、私の子どもたちや身の回りの小学生中学生からは安倍晋三株は暴騰しており、拙宅兄妹にいたっては「将来は安倍晋三になりたい」とまで世迷いごとを言うようになりました。おいやめろ。
とはいえ、子どもはやっぱり好きなことをしたいわけでして、お家でおとなしくじっとしているはずもなく、友だちのお家や児童館に学童保育、公園などで思わぬ長い春休みを満喫していることでしょう。結局、学校ではないどこかで子どもたちがたむろする限り、全校休校に何の意味があるのか首をかしげるところはあるのですが、まあ子どもは楽しければなんだっていいんですよ。