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「愛していると言ってくれ」「ロンバケ」から「のだめ」「やまとなでしこ」まで大接戦【自分史上最高ドラマ11~20位】

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16位「太陽にほえろ!」(日本テレビ系・1972~1986年)

“刑事ドラマの金字塔”とも称される「太陽にほえろ!」は16位。石原裕次郎演じる“ボス”を中心に、個性豊かな刑事たちが奮闘する姿を約15年にわたるシリーズで描いた作品です。露口茂、竜雷太などのベテラン刑事から、萩原健一、松田優作、小野寺昭、勝野洋、山下真司、神田正輝、渡辺徹、三田村邦彦、世良公則などの若手刑事まで、それぞれがクセの強い、愛すべきキャラクターを演じたことも多くのファンを虜にしました。最高視聴率は42.5%と、日本の歴代テレビドラマのなかでもトップクラスです。井上堯之バンドが演奏したサウンドトラックも名盤とされています。

「太陽にほえろ!」のボス、石原裕次郎 ©︎文藝春秋

「人情味あるストーリーもさることながら、最大の魅力は音楽。メインテーマも年代ごとに違うし、バンドも違う。ドラマ内の各人のテーマも味がある」(56・男)

「高校生から大学生にかけて、金曜日の8時は必ずテレビの前にいました。再放送を含め3~4回は間違いなく見ています。とくに松田優作のシリーズは素晴らしかった。松田優作の格好良さが際立っていて、我々の世代のヒーローでした。石原裕次郎、露口茂など役者が良かった。間違いなく昭和の秀逸ドラマ」(62・男)

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「ジーパン、マカロニ、ゴリさん、などをまとめて渋いボスこと石原裕次郎! 全員かっこよかったです」(61・男)

「小学生の金曜の夜の『お約束』。そのくらい面白かったし、根底に勧善懲悪の正義があったことが大きいと思う」(53・男)

「アクションシーンが素晴らしかった。個性ある刑事たちも魅力的だった」(62・男)

「松田優作の殉職シーンは永遠」(52・男)

「刑事1人1人にアダ名がついていて、キャラが全く被らない斬新なドラマだった。学校のお楽しみ会でよくモノマネしたのが思い出です」(55・女)

「ボスの石原裕次郎さんと七曲署の面々のチームワーク、信頼しあっている感じは刑事と云うだけでなく、人間同士のつながりとして感動できるものでした。リアルタイム時は途中からワールドプロレスリングに心変わりしましたが、CSで全話見返して、やはりいいドラマだと思いました」(58・男)

「刑事ドラマのなかでもナンバーワン。若手俳優の登竜門でもあった」(54・男)