劇中では妻に浮気されていた東出
波瑠さんはたまらず「不倫劇を見ていて気分が悪くなる方もいらっしゃると思いますが、私達はただこのドラマを観てくださったことに感謝するだけです」とブログに書いた。
演じる役柄に対して見解を述べなければいけないなんて俳優業は大変だ。でも実はあのドラマにはよく出てくるセリフがあった。「お天道様はみている」である。
どんなに周囲をうまくゴマかせたと思ってもお天道様だけはゴマかせない。むしろ道徳的なドラマだったのである。演者は批判される筋合いはなかったのだ。
そして今あらためて思うのは「役柄をごちゃ混ぜにして批判された」あの騒動は、共演者の東出君も見ていたはずなのである。今の時代はこれほど不倫に拒絶反応があると実感していたはずなのである。
それなのに……
それなのに、『寝ても覚めても』を観ていなかった私は悔恨しかない。
『寝ても覚めても』舞台挨拶の東出昌大に変化はなかったのか? 観客の立場で何か感じたかもしれない。今からあの作品を観てもただの後付けである。フラットな気持ちで全力で観ていないとダメだ。私はその機会を逃したのである。正統な野次馬になりそこねたのだ。恐らくワイドショーで東出不倫にコメントしている人たちはこういう準備もちゃんとしていたのだろう。尊敬する。
世の中は、不倫も嫌いだが「匂わせ」も嫌い
さて、東出報道の各記事を読んでわかったことがある。
世の中は不倫も嫌いだがそれと同じくらい「匂わせ」も嫌いということだ。唐田えりかがSNSで東出昌大との交際をいろいろ匂わせていた件である。
匂わせは、こっそり優越感を出してる姑息な発露にイラっとくるのだろう。それが嫌われる一つの要因なのだろう。
対照的に見習いたいのは滝川クリステルだ。次の記事を読んだ。