“やりたい放題”だった岡村に矢部が釘をさした「公開説教」
「この発言は世間から大変な批判を浴び、ネットは大炎上しました。炎上を受けて、岡村を含め周囲は慌てふためきました。岡村自身も『なぜこんなに大きくなってしまったのか』とかなり動揺していた。翌週の『オールナイトニッポン』が始まる前には、報道陣がニッポン放送前に大挙して押し寄せた。番組では、岡村がまず冒頭で30分間近く謝罪の言葉を述べたあと、相方の矢部が登場し、『リスナーの方はもちろん感じてるでしょうけど、あんまりいい感じじゃないやん、(今の)ナインティナイン』とこれまで、ささやかれていたコンビの“不仲説”に自ら触れたのだった。
『身内に甘えて、ぬるま湯に浸かって、あぐらをかいて。俺はそういうのを見たくなくて、岡村隆史を嫌いになるのが怖かったから、距離をとって楽屋も別々にしてもらった』と厳しい言葉を連発し、『(そういう甘えが)今回の発言につながった』と冷静に分析していました。それまで“やりたい放題”だった岡村の態度に釘をさす『公開説教』はかなり話題になりました」(スポーツ紙デスク)
世間の大バッシングを浴びて苦しかったその時期に、岡村を叱り、励まし、支えたのが今回結婚に至った30代一般女性だったのだ。彼女の叱責や激励、相方・矢部の公開説教も影響したのだろうか。失言騒動以降、岡村は「変わった」という。
番組スタッフが語る。
「岡村さんは本当に変わりました。スタッフにも謙虚になって、それまでの太ったディレクターやADを雑に扱う“スタッフいびり”もなくなり、格段に優しくなりました。何より矢部さんとの距離感がもの凄く変わったんです。これまでは互いに楽屋に近寄ろうとせず、エレベーターやトイレで鉢合わせしても顔をそむけ、その場から離れてしまう間柄だった。
それが『公開説教』以降、番組収録が終わったあとでも2人で話をしたり、移動のエレベーターも一緒に乗って、雑談したりしていて……。そのエレベーターに同乗したプロデューサーは、隔たりがなくなった2人の光景に感動して、涙まで流したそうです。『こんな日がくるなんて』って……。矢部さんは照れくさそうに、『何泣いてんねん』って、ツッコんだといいます」
失言騒動で急接近したのは、妻との仲だけではなかったようだ。その妻は「岡村のプロポーズを長く待ち続けていた」と前出の友人は明かす。