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30位「心霊危機一発」
「『黒ひげ危機一発』そのものですが、飛ぶ部分が妖怪。ただそれだけですが、問題点が一つある。備え付けのナイフを全部挿しても飛ばないことがあるんです。その真相は藪の中です」80年代後半、100円、コスモス製。
29位「インベーダー風キャラ」
「存在自体が不気味です。何でもコレクションしている僕ですら、当時は気持ち悪くて捨ててしまいました。77年のインベーダーゲームのブームのとき、ガチャガチャの世界でも関連商品が多数作られましたが、その中のひとつです」77年、20円、今野産業製。
28位「“ジャイアント馬場風”ロボプロレスラー」
「これはジャイアント馬場さんが、当時流行った『変身サイボーグ』のように“機械人間”にされています。僕のコレクションは、ほかに藤波辰爾と覆面レスラーぐらいですが、アントニオ猪木もあったのかもしれない。コンプを目指したい商品です」70年代後半、20円、今野産業製。
27位「妖怪パイプ」
「大きさは2センチぐらい。パイプとは言いながら、穴も開いていませんし、シャボン玉を吹ける要素もなく、ただただ頭の部分がおどろおどろしい妖怪になっているというだけ。なぜパイプなのか不明。これは30個ぐらい持っています」70年代前半、20円、ぺニイ製。
26位「妖怪水鉄砲」
「ヘチマ香水の噴射部分が、よく見ると妖怪の顔になっている。胴体を押すと、妖怪の口から水が噴射します。大きさは4~5センチ。この妖怪の顔ですが、ほかの商品で似たような造形が複数確認されています。流用したのかもしれません。そういう発見をするのも、コレクターの醍醐味です」80年代前半、100円、今野産業製。