20位「ビックリ釘 血のり付」
「これは血のりも付いていて、つい手がすべって、指に釘を打ち込んでしまったとお父さんやお母さんをドッキリさせる商品です。カプセルには説明書が付いていて、遊び方とかが書いてあるんですが、末尾に『ショック死?に注意!!』と注意書きが」78年、20円、コスモス製。
19位「超薄“オバケのQ太郎風”消し」
「“怖ガチャ”の企画で、ほのぼのギャグマンガの『オバケのQ太郎』なんて出しても怖くない。ただし横から見ると、干物みたいに薄くて超気持ちわるい。よく見ると顔も何だか変な感じ。もちろん“バッタモン”です」70年代後半、20円、今野産業製。
18位「人面犬」
「89年ごろ、小中学生の間で『人の顔をした犬を見た』という噂が全国的に広がりました。その『人面犬』を商品化したもの。ちなみにシールは『ビックリマン』のパクリでしょう。コスモスが『ビックリマン』をパクったシールを出して、88年にロッテから著作権侵害で訴えられたんです。コスモス新社はコスモスの流れを汲んだ会社です。商魂たくましく、また同じようなものを作ったんですね」89~90年、100円、ビーム製(消し)、コスモス新社製(シール)。
17位「“仮面ライダー風”消し」
「仮面ライダーっぽいですけど、どこにも石森プロの名前は入っていないので、やはり“バッタモン”。我々としても、形状から『仮面ライダーではないだろうか』と推測するしかない。それなのに正義のヒーローというよりはショッカーの怪人にも見えるシロモノです」71~72年、20円、ぺニイ製。
16位「足キーホルダー」
「ガチャガチャは何が当たるかわかりません。そんな気を抜いた時に出てくるやつです。カプセルを開けると、血だらけの足首がポロリと落ちてくる。小学生は超ビビりますよね。私も漏らしはしませんでしたが、ちびりそうになりました。超トラウマです。ほかに、指や首があったらしい」70年代前半、20円、ぺニイ製。