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7位 まつりや (北海道・釧路)

 北海道にある回転寿司というだけで、そんなの美味しいに決まってる!と言いたくなるが、実際、多くのグルメ回転寿司が非常に高い次元でしのぎを削っている。ここ「まつりや」は、釧路のローカルチェーン店だ。

「回転寿し まつりや」本店

 釧路・十勝・札幌で展開するまつりやのルーツは、1994年に根室でオープンした「祭囃子」という日本最東の回転寿司店だ。

 まつりやの特徴は、釧路産の食材はもちろんのこと、羅臼産の昆布を使ったオリジナル醤油など、北海道の味を手軽に味わえることだ。

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「まつりや」グランドメニューの表紙

「かつての日本一の漁港 釧路発」と書かれたグランドメニュー。“かつての”に哀愁が漂うが、今でも釧路漁港で水揚げされる魚介類は魅力的なものばかりだ。

謎ポエムが書かれた湯飲み

「イカないで イカないで どこへもイカないで…」という謎の駄洒落ポエムが書かれた湯飲みも楽しい。

〈推しネタ〉これまで食べていたのは何だったのか!「釧路産さんま」

別格のような道東のさんま「釧路産さんま」(税別248円)

 太平洋を北上したさんまは、秋になると千島列島あたりでUターンして南下を始める。長旅に備えて脂身を多く蓄え、南下を始めたさんまを日本で最も美味しく食べることができるのは、北海道の道東地区、つまり根室や釧路だと言われている。

 生のさんまは傷みやすく、寿司ネタにするにはとびきりの新鮮さが必要とされる。この「釧路産さんま」を口に入れた瞬間、これまで食べていたさんまは何だったのか?と頭がバグる。優しくてとろけるようなさんまに感動したければ、是非とも秋の道東へ。