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林芳正外相の“国家老県議”も「統一教会」系団体の会長だった

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林外相は「知りません」を連発

――日韓トンネル推進山口県民会議の会長になった経緯は?

「知人から頼まれただけですよ。(教団との関係は)全然わからん。わかったら、もうやらないよ」

――萩市では河村派ではなく、林派?

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「林のほうだから、うん」

 林氏に見解を尋ねたところ、以下のように回答した。

「ご質問の会議が旧統一教会と関係しているとのご指摘については知りません。

 ご質問の県議が『日韓トンネル推進山口県民会議』の会長を務めていることも知りません。いずれにしても、社会的な問題を指摘されている企業・団体・個人などについては関与しないとの党方針を遵守してまいります」

 自民党は8月26日、所属する国会議員を対象に、献金や選挙支援の有無など、統一教会との関係を問うアンケートを配布した。そうした中、林氏は自らの選挙を支えてきた側近県議が統一教会系団体の会長を務めていたことが明らかになった。また、徴用工問題など日韓関係の課題が山積する中、外相という要職にある。林氏が自民党のアンケートにどのように回答するのか、注目される。

自民党はアンケートを実施

 8月31日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および9月1日(木)発売の「週刊文春」では、林外相と新谷県議の詳しい関係のほか、岸田首相の後援会長と教団系団体を巡る“重大証言”、統一教会を擁護する国会質問をしていた広島選出議員の存在、教団との関係性が相次いで指摘される山際経済再生相を首相が留任させた背景などについて、詳報している。

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