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山際大志郎大臣に再び大臣規範違反が発覚 ペット関連企業株を報告せず

note

くじらと山際氏の回答は?

――山際氏は現在も株式を保有しているか?

「保有しています」

――くじら設立時に山際氏が関わった経緯について。

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「山際氏は大学時代の先輩です。山際氏はすでに友人と共同で動物病院を開業しており、動物病院の立ち上げにあたり、経験者である山際氏と一緒にやれたら心強いと考えて、 参画してもらいました。退職は本人からの申し出です」

 山際氏は以下のように回答した。

「2012年大臣政務官就任に際し、 兼業禁止規定に従い会社関係の整理を行い、ご指摘の会社の役職を退任しました。 退任と同時に株式に関しても整理されているとの認識でしたが、今回ご指摘で確認したところ、同社の株式 30株を保有したままとなっていました。 ただし、退任以降、金銭の授受は一切ありません」

 山際氏を巡っては、統一教会との関係性を巡って党の点検への“申告漏れ”が相次ぐほか、保有株式についても資産公開資料の訂正が続いている。大臣規範はリクルート事件の反省を機に、未公開株であっても不正取引が行われないよう報告を義務付けた閣僚同士の申し合わせだ。新たに発覚した保有株式の記載漏れについてどのように対応するのか、注目される。

 10月5日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および10月6日(木)発売の「週刊文春」では、山際氏の保有株式を巡る更なる疑惑のほか、細田博之議長が名誉会長を務めた統一教会関連の議員連盟を巡る重要証言などについて報じる。

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