時には習近平をアテンドし、時には「スパイ」と警戒され、そして時には外交部へ抗議に怒鳴り込む……。「中国が最も恐れる男」と呼ばれた前大使による第一級の回顧録(聞き手 城山英巳・北海道大学大学院教授)
■駐中国大使、かく戦えり〈完結〉
第1回 駐中国大使、かく戦えり 今回
第2回 中国での3ステップ 情報収集術
第3回 尖閣諸島のために戦略的臥薪嘗胆を
第4回 原発処理水「情報戦」の真相
第5回 「台湾有事」中国の本当の狙い
第6回 二階俊博元自民党幹事長のすごい人心掌握術
第7回 鄧小平のオーラと江沢民の炭坑節
第8回 習近平の「国家の安全」に警戒せよ
「これまで中国は礼儀の国だと思っていましたが、私の理解は正しくないということがよく分かりました」
2021年12月1日夜、私は北京中心部にある中国外交部1階の応接室で、女性報道官であり、「戦狼外交官」として著名な華春瑩部長助理(次官補)と対面し、冒頭の言葉を投げかけました。
発端は、同日に台湾で開かれたシンポジウムでした。オンライン参加した安倍晋三元総理が「台湾有事は日本有事」と発言。日本が台湾問題に関与を強めることを警戒した中国側は、これに猛反発したのです。
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source : 文藝春秋 2024年2月号

