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(4)つけ置きしていたシロッコファンをすすぐ

 30分~1時間ほど経ったら、洗浄液に浸けておいたシロッコファンの汚れを使い古しの歯ブラシなどでこすり落とします。まだ汚れが残っている場合は、もう一度新たに洗浄液をつくり、つけ置きします。

「シロッコファンを洗浄液に浸けておく時間は長い方が効果的ですが、30分~1時間ほど経っても汚れの落ちが悪いようなら、そのままつけておくよりも、洗浄液をつくり直し、もう一度つけ置きした方がよく落ちます」(同前)

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換気扇を分解し、周辺を拭き掃除するきよきよさん(YouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」より)

 油汚れがとれたシロッコファンは、しっかり乾燥させて、ふたたび換気扇内部にとりつけます。せっかくきれいにしたら、その状態を維持したいところですが、そのコツは?

「シロッコファンの清掃が終わったら、レンジフードに使い捨ての不織布フィルターを貼っておくと、油汚れから換気扇を保護してくれます。フィルターは汚れる前に取り替えるのがコツ。2ヵ月に1回は交換するくらいがよいと思います」と、きよきよさんは言います。

アルコールのチョイ足しで、五徳のコゲつきがスッキリ

 コンロの汚れで手強いのは、五徳やその周辺にこびりついた油汚れや吹きこぼれのあとです。

「そんな油汚れやコゲつきは、“熱とアルコール”でするりと落ちます」と、きよきよさん。五徳の掃除方法も教えていただきました。用意するのは、次の6つです。

油汚れとコゲがこびりついた五徳の周辺(YouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」より)

・重曹
・アルカリ性洗剤(スプレータイプ)
・中性洗剤(食器用洗剤)
・アルコール消毒液
・フライパン(使い古したものでOK)
・使い古しの歯ブラシ、金タワシなど

 掃除の手順は、以下の3ステップです。

(1)フライパンで五徳を煮る

 フライパンに五徳、水と重曹(水1Lに大さじ2〜3杯程度が目安)を入れ、中性洗剤を少々加えて沸騰させます。しばらく煮たら火を止め、そのまま一晩放置します。

「重曹水は沸騰させるとアルカリ性が高まります。水温があがってくると、泡がブクブク出てきますが、そこで火を止めず、必ず沸騰させてください」(同前)

 一晩置いたら五徳を取り出し、汚れが残っていたら使い古しの歯ブラシや金タワシでこすり落とします。それでも汚れが落ち切らない場合は、もう一度同じ工程を繰り返します。