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主催は「LINEをつくっていて、そこでの呼びかけなので」

――市長は、どんなお礼を述べた?

「あの、選挙をするにあたって、選対がないと、選挙できませんから。これまで選挙、つくっていただいたことに対してね。それについては、お礼をということで申し上げましたけどね」

――主催は?

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「まあ選対のほうでね、LINEをつくっていて、そこでの呼びかけなので」

――公選法で禁じられている行為だ。

「そうですね、はい。その点については、ちょっと申し上げたんですよね。まあ、集めてくれた方にね」

――会費の6000円はその場で徴収して領収書ももらった?

「私はその場で払って、領収書もその場でもらいましたけどね」

3期目の当選を果たした(伏見市長のHPより)

――領収書の名義は後援会?

「うーん、ちょっとそれ見てみないと、はっきりわからないですね。こっちの認識では、後援会ではないという認識ですけどね。選対のメンバーが、選対としてやっているのか、個人としてやっているのか。ただ、私としては、選対の解散式という認識なんですよね」

――気をつけたほうがよかったのでは?

「そうですね、祝勝会っていうのは、よろしくないと思いますね」

 各種世論調査で立憲民主党を超える支持率を記録し、次期衆院選で野党第一党を目指す維新の会。「週刊文春」が報じてきた馬場伸幸代表による社会福祉法人の“乗っ取り疑惑”や、藤田文武幹事長の政治資金規正法違反疑惑のほか、最近では、毎日新聞が池下卓衆院議員の公設秘書を巡る“兼業問題“を報じるなど、不祥事や問題事案が絶えない。伏見氏の公職選挙法違反疑惑についても、党として、どのような対応をとるのか注目されそうだ。

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