「出会う=セックス」が常識だと誤解していた39歳のT実さん

 婚活アプリでセルフ婚活をしていた39歳のT実さんも、初めて会った男性にホテルに誘われることが多く、好みのタイプなら求めに応じることも一度や二度ではなかったとか。自分が都合のいい相手にされていることに気づかず、多くの男性と会っているのに婚活は一向に進まない状態が続いていました。そんな回り道を2~3年続けた挙句、いつの間にか40歳の壁が目前に迫っている事実に気づいて愕然とし、マリーミーに入会。

 T実さんは、大学時代に数回恋愛しただけ。大学時代の彼と別れた後、IT企業でSEとして仕事に打ち込みすぎて恋愛をする余裕がなく、30代後半になって結婚を焦り、婚活アプリでセルフ婚活を始めたというのが実情。セカンドバージンの状態だったので、今どきは「出会う=セックス」が常識なのだと誤解していたそうです。

 そこで私は、T実さんに、ビジネスに喩えてこう話しました。

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「ビジネスでは、初対面で一気に商談まで進まないですよね。1回目は挨拶と名刺交換で顔合わせをし、相手のニーズを何となく探り、それを踏まえて2回目以降に本格的な商談に進みますよね。それは婚活も同じですよ」

 何度もうなずく彼女に、「仮交際の1回目のデートは1~2時間で十分です。まだお互いを知らない1回目から、深いつながりやセックスを求めるのは怪しいと思わなきゃ」と諭しました。

 さらに続けて、「あなたは今年で39歳よね。男性は、女性の年齢にあなたの想像以上に厳しいの。39歳の女性と本気で結婚したいと思っている男性は、婚活アプリではなく、結婚相談所にいるのよ」と優しく語りかけると、彼女は納得して「私、何もわかっていなかったんですね」と反省してくれました。

年上で頼りがいのある建設会社社長とマッチング

 T実さんが男性に求める条件は年齢10歳上までで、年収は自分よりも高いこと。専門職だった彼女の年収は700万円ほどありました。

婚活アドバイザーの植草美幸さん

 そんな彼女にマッチングしたのは、48歳の建設会社の社長さん。創業した父の跡を継いだばかりの二代目社長です。年収は1000万円を軽く超えていましたから、彼女の希望をクリアしています。

 彼の住まいは東海地方でした。彼女は大学も職場も東京でしたが、もともと地方出身者だったので、東京以外の地方で結婚生活を送ることにためらいはありませんでした。

 彼は、仮交際中のデートでいきなりカラダを求めてくるような無茶な振る舞いはしませんでしたし(うちでは絶対にありません!)、年上で頼りがいのあるところが気に入り、真剣交際に移って3回目のデートで彼のプロポーズを快諾。今は彼の地元で社長夫人となり、SEのスキルを生かしながら楽しく働いています。