1982年のデビュー以来、アイドルの枠組みを越えた唯一無二の存在感で第一線を走り続ける歌手・俳優の小泉今日子(1966~)。長年の盟友で、近年は共にラジオパーソナリティも務めた音楽家の近田春夫氏が語る“キョンキョン”の魅力とは。

僕は普段、彼女のことを「キョンキョン」じゃなくて、「キョンちゃん」と呼ばせてもらっています。1980年代、共通の知人である写真家の小暮徹がキョンちゃんと呼んでいたから、その流れで。
一緒に仕事をするまでは会うこともなかったし、僕にとっては、多くのアイドルのうちの1人でした。ただ1985年の「なんてったってアイドル」は、作曲の筒美京平、作詞の秋元康というコンビが「面白い曲を作ったな」と思った。と同時に、小泉今日子というアイドルが持ち合わせている「度量」が伝わってきた。あれは誰にでも歌える歌じゃない。「アイドルであること」に対する意識が違う人なんだろうと想像はしていたんです。
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