都内某所にある高層マンションの一室に呼ばれた。秋元康事務所が、今回のインタビュー場所らしい。どこかの飲食店で食べたり飲んだりしながら、片手間でインタビューを受けるのは、流石にマズイと思ったのだろうか? 月刊「文藝春秋」の連載を2回も落としたことを反省しているのかもしれない。
オートロックのインターフォン、さらに、レセプションで来訪を告げ、秋元康事務所のドアの前まで行くと、女性秘書が笑顔で待っていた。
「どうぞ、こちらへ」
案内されたのは、名刺に記載された住所の、隣の部屋だ。秘書や経理などの管理部門とは別に、隣の部屋が秋元康の仕事場だということである。
「いらっしゃいました」
女性秘書が最初の右手のドアを開けると、眺望のいい部屋の大きな机に秋元康がいた。
「いやあ〜、久しぶり……」
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source : 文藝春秋 2024年3月号