青春は何キロヘルツ?

秋元康 ロングインタビュー 第1回

エンタメ 芸能 テレビ・ラジオ 音楽

 指定された都内のホテルの一室に行くと、“秋元康”が「よろしくお願いします」と頭を下げながら迎えてくれた。イメージより、腰の低い人だなと思った。それに、テレビで見かける“秋元康”ほど、太ってはいないんだなと思った。そのことを伝えると、「よく言われます」と彼は笑った。「僕は、毎日、飽食の日々を送っていて、そのせいで相当、太っていて、態度も大きいんだろうと……。だから、実際に会うと、イメージと違うんで驚く人もいます。まあ、先入観ってそういうものでしょう」。

 六本木を一望できる大きなリビングのソファーで改めて、自己紹介をしながら名刺交換をした。秋元の名刺には肩書きがなく、秋元康事務所の住所と電話番号が記されているだけだった。ICレコーダーとメモとペンを用意していると、「何か飲み物を頼みましょう」と言うので、「じゃあ、コーヒーを……」と答えたら、秋元が自ら、部屋の電話でルームサービスをオーダーした。そう言えば、この広い部屋には、“秋元康”しかいない。こういうインタビューとなると、秘書やらマネージャーやら、お付きが何人もいるものだが……。そのことを聞くと、「発言をチェックされているみたいで、やりにくいでしょう?」。サービス精神なのか、本当に人がいいのか、わからない。このインタビューで、どこまで“秋元康”の本音を引き出せるだろうか?

秋元康氏 ©文藝春秋

 ——まず、最初にお伺いしたいのは、どうしてこのインタビューを受けていただけたんですか?

 秋元 月刊「文藝春秋」という雑誌だからですかね。こういう堅い雑誌に、僕のような軽い人間が出るのは面白いなと思って……。それに、連載する作家は、スキャンダルを書かれないという都市伝説があるじゃないですか?

 ——(笑)。今回の依頼は、月刊「文藝春秋」ですから。「週刊文春」とは部署が全く違いますので、何かあっても、何のお役にも立てないと思いますが……。

 秋元 (笑)。存じております。「文春砲」の生みの親、新谷学さんは、「親しき仲にもスキャンダル」を信条となさっていると聞いたことがありますし……。僕たちは、そういう世界で生きてきたので、そんなことは期待していませんよ。何となく、月刊「文藝春秋」で連載するのも面白いと思っただけです。

 ——秋元さんは、軽い人間なんですか?

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

記事もオンライン番組もすべて見放題
新規登録は「月あたり450円」から

  • 1カ月プラン

    新規登録は50%オフ

    初月1,200

    600円 / 月(税込)

    ※2カ月目以降は通常価格1,200円(税込)で自動更新となります。

  • 6カ月プラン

    新規登録は50%オフ

    月あたり1,000

    500円 / 月(税込)

    初回特別価格3,000円 / 6カ月(税込)

    ※6カ月分一括のお支払いとなります。7カ月目以降は通常価格6,000円(税込)で自動更新となります。

  • こちらもオススメ

    1年プラン

    新規登録は50%オフ

    月あたり900

    450円 / 月(税込)

    初回特別価格5,400円 / 年(税込)

    ※1年分一括のお支払いとなります。2年目以降は通常価格10,800円(税込)で自動更新となります。

    特典付き
  • 雑誌セットプラン

    申込み月の発売号から
    12冊を宅配

    月あたり

    1,000円 / 月(税込)

    12,000円 / 年(税込)

    ※1年分一括のお支払いとなります
    雑誌配送に関する注意事項

    特典付き 雑誌『文藝春秋』の書影

有料会員になると…

日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!

  • 最新記事が発売前に読める
  • 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
  • 編集長による記事解説ニュースレターを配信
  • 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
  • 電子版オリジナル記事が読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 文藝春秋 2023年8月号

genre : エンタメ 芸能 テレビ・ラジオ 音楽