セクハラ、中傷などの理由で一部のラーメン評論家を“出禁”にした騒動や、殺害予告を受けるなど、騒動が続いている元バイトAKBの梅澤愛優香(24)が店主を務めるラーメン店「麺匠 八雲」。
「文春オンライン」では、その「麺匠 八雲」が使用している食材の産地偽装問題や経営のずさんさを報じた。「麺匠 八雲」に事実を確認すると、梅澤本人が取材に応じた。
――まずは食材の産地がメニューなどの表示と異なる件でお話を聞かせてください。
「メニューの表記と違う食材を使用していたのは事実です。開店当初は表示通りの食材を使用していたのですが、仕入れ先の卸業者を変更したりする中で、店主の私がそのズレを把握できておらず、開店当初のメニューを使用し続けていました。大変申し訳ありません」
――いつ頃から表示と違う食材が使われていたのでしょうか。
「海老や牛肉など食材によって時期は違うのですが、一番古いものでは2019年8月からメニュー表示と異なる食材を使っていたことがわかりました。私自身が複数の店舗の経営で忙しくなってしまい、現場の従業員との情報交換が十分にできず、把握することができなかったという状況です」
「海老ともやしに加えて、牛もつ、豚肉…」
――故意ではなく記載ミスということですが、お客さんから見ればいわゆる“産地偽装”になります。責任はどこにあるのでしょうか?
「私が店主ですから、私の責任です。私の監督不行き届きで、お客様には大変申し訳ないと思っています。今後は納品時の検品体制を強化して再発防止に努めたいと思っています。これまでメニュー表示と異なる食材を提供していたことは、消費者庁にもすでに報告しました」
――「文春オンライン」では海老ともやしの産地が表示と異なることを把握していましたが、消費者庁には、どの食材について報告したのでしょうか?
「海老ともやしに加えて、牛もつ、豚肉について報告しました。海老は国産と書いていましたが実際はインドネシア産、もやしは三重県産表示でしたが実際は神奈川県産でした。牛もつも国産と謳っていましたがアメリカ産のものを使っており、茨城県産と表示していた豚肉は山形県産でした」
――消費者庁への報告はいつですか?
「10月15日です。公式サイトも一度ストップして、現在は産地を記載しない形に修正しています。店舗に出しているメニューも変更しました」