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紹興酒30本! JR東日本代表取締役の“アルハラ”で社員が救急搬送されていた

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喜㔟氏の回答「それはちょっと承知していませんが」

 こうした乱痴気騒ぎについて、宴会を主催した喜㔟氏は何と答えるのか。自宅のインターホンを押した。

――先日の宴会で社員が救急車で運ばれている。

「それはちょっと承知していませんが」

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――アルコールハラスメントではないか。

「特にお話しすることはありませんので、失礼します」

 だがJR東日本に取材を申し込むと、事実関係は概ね認め、こう回答した。

「副社長がお酒を勧める場合もありますが、基本的にはそれぞれの社員がそれぞれのペースで飲酒しております。なお、乾杯発生時に『乾杯の意味は“杯を乾かす”ということである』との発言はありましたが、それをもって宴席中に酒を強要するようなことはありませんでした。懇親会において度を超した内容があったことは反省点として受け止めております。関係の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。今後、再発防止を図るべく、社員教育を再徹底してまいります」(広報部)

 このほか、中華料理店の店員にJR東日本の社員が名刺を出すよう求められた際に取った行動、国鉄民営化30年を迎えた年に喜㔟氏が経営陣に進言したことなど、6月22日(水)12時配信の「週刊文春電子版」及び6月23日(木)発売の「週刊文春」で詳報している。

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