中央区のマンションを巡り2人の回答は矛盾
――中央区のマンションは?
「住んでないです」
――〇〇(マンション名)。
「ああ! そこは税理士さんの事務所があって。書類をお届けしに行ったことはありますよ」
――泊まったことは?
「泊まることはないです」
一方、金子氏はどう答えるのか。本人に直撃した。
――中央区のマンションに通っている?
「あー……(笑)。政務官になって、在京当番があるので、そういう時に使わせてもらっています。そこは個人で借りています」
――A子さんと一緒では?
「一緒って……たまたま同じマンション。彼女が紹介してくれたので、いまのマンションにいるので」
――別の部屋?
「もちろん。ハイ!」
――A子さんの給料は?
「基本的に皆さんから頂いた政治資金で、私設秘書の給与は出させて頂きます」
中央区のマンションを巡り、金子氏は「A子さんの部屋がある」と主張。他方、A子さんは「税理士の部屋を訪ねただけ。自分の部屋も金子氏の部屋もない」と主張。2人の回答は矛盾したが、その後、A子さんは回答を翻し、新たな“説明”をするのだった。
岸田政権にとって、円安・物価高対策は喫緊の課題だ。そうした中、経済政策の司令塔となるべき財務省の政務官が、政治資金で雇用する女性秘書と不倫している疑いが発覚した。同じ岸田派の吉川赴衆院議員は“パパ活”問題で離党したが、岸田首相が自らの派閥の議員の女性問題についてどのように対応するのか、注目される。
10月12日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および10月13日(木)発売の「週刊文春」では、金子氏とA子さんが岐阜県で“短パンデート”を満喫している様子、金子氏とA子さんとのより詳しい一問一答、金子氏が資産公開してこなかった2つの物件などについて取り上げている。
また、「週刊文春」電子版ではオリジナル記事として、金子氏がA子さんのマンションに頻繁に出入りする姿や、岐阜での“短パンデート”の様子などをより詳しく写真とともに報じている。
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