活動写真の弁士、俳優、漫談家、作家、テレビやラジオの司会者など様々な場面で活躍した元祖マルチタレント、徳川夢声(1894〜1971)。阿川佐和子氏はいくつかの縁があるという。
夢声さんとは残念ながらお会いしたことはありませんが、1951年から8年間、週刊朝日で連載されていた対談『問答有用』の再編纂に携わらせていただきました。私も週刊文春で対談を連載していますが、これはあくまでインタビュー。一方の夢声さんは「対談回し」として、吉田茂、武者小路実篤、湯川秀樹に岡本太郎といった錚々たる相手に、対等に近い立場でお話しされています。岡本太郎さんに「全然つまんねぇなあ」なんて言うの、すごいですよね(笑)。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2023年1月号