【文藝春秋 目次】「空襲」「敗戦」「父の死」「夢」を鮮烈に綴った76年前の日記発見 田辺聖子「十八歳の日の記録」/<総力特集>東京五輪と日本人/バッハIOC会長の正体
2021年7月特別号
2021年6月10日 発売/定価980円(税込)
英国紳士の嗜 古風堂々㉖ 藤原正彦
適切な距離 川上弘美
腰痛探検家 コロナ禍篇 高野秀行
世界の白馬伝説 末崎真澄
私の怒り 瀧本美織
迷走するおうち時間 小宮山雄飛
ルクソール西岸「失われた黄金の町」 矢羽多万奈美
旅の歌、人生の歌 きたやまおさむ
窮極のソフト・パワー「知恵」 日本人へ217 塩野七生
東京五輪と日本人
リーダーなき国の悲劇
▼昭和の終戦時から「今さらやめられない」を繰り返す
▼エリートのお家芸「主観的願望を客観的事実にすり替える」
▼「危機の宰相」の明暗──日本は再び米英に敗北した 池上 彰 保阪正康
菅首相になぜ国民の声<反対80%>は届かないのか 広野真嗣
◎ワシントン・ポスト紙名物コラムニストの警告
IOC貴族に日本は搾取されている サリー・ジェンキンス
バッハ<IOC会長>「ぼったくり男爵」の正体 熊谷 徹
小池百合子「女帝」の最後の切り札 石井妙子
◎コロナワクチン接種がOECD最下位の理由
「ワクチン暗黒国家」日本の不作為 船橋洋一
河野太郎<ワクチン担当大臣>「全責任は私が引き受ける」
インド<世界最悪>感染爆発はこうして起きた 広瀬公巳
◎2050年の日本はどうなっているのか
ポストコロナの未来年表
▼セックスレス進行で少子化に拍車▼高齢者消費が急減
▼「24時間営業」の終焉▼外国人労働者はもう日本に来ない 河合雅司
<りそな会長>「銀行冬の時代」変化を恐れるな 東 和浩
粉飾決算<上場企業不正60件>公認会計士の罪と罰 松浦 新
「空襲」「敗戦」「父の死」「夢」を 鮮烈に綴った76年前の日記発見
田辺聖子「十八歳の日の記録」
──若き日は過ぎ去り易い──
けれども多彩であり、豊なる収獲がある。
それ故に、〝若き日〟は尊い。 昭和20年4月から21年12月まで一挙掲載
<没後二年>押し入れから出てきた一冊のノート 田辺美奈
◎「十八歳の日の記録」私はこう読んだ
コロナに萎えた心を奮起させてくれる日記 綿矢りさ
十八歳にして田辺聖子はすでに田辺聖子だった 梯久美子
紀子さまと小室佳代さん 1966年、丙午生まれの私たち 酒井順子
<ポーラ女性社長>女性目線が組織を強くする 及川美紀
◎私こそ大村秀章愛知県知事の噓を許さない
河村たかし<名古屋市長>「不正署名」疑惑に答える
人を殺したい人たち<茨城一家殺傷事件、少年A……> 岩波 明
◎日本ハム栗山英樹監督、大渕隆スカウト部長が語る
大谷翔平「二刀流」の原点 鈴木忠平
「エースと四番、両方できる選手に育てたい」と言うと大谷は少しだけ微笑んだ
◎短期集中連載「長嶋茂雄と五輪の真実」最終回
ミスターが感じた「銅メダルの重み」 鷲田 康
「やる気と食事」の最新医学 堀江重郎
有働由美子対談30 鈴木保奈美(俳優)「自分をごまかすのはもうやめた」
「ニッポンの社長」9 竹本勝紀(銚子電気鉄道・千葉県) 樽谷哲也
令和の開拓者たち22 一力遼(囲碁棋士) 北野新太
<第52回>大宅壮一ノンフィクション賞発表&選評
ベストセラーで読む日本の近現代史・佐藤 優
BOOK倶楽部
▼中島岳志、平松洋子、原田マハ ▼今月買った本 橘玲 ▼著者は語る ▼新書時評
▶︎赤坂太郎 ▶︎丸の内コンフィデンシャル ▶︎霞が関コンフィデンシャル ▶︎世界経済の革命児・大西康之 ▶︎日本語探偵・飯間浩明 ▶︎数字の科学・佐藤健太郎 ▶︎大相撲新風録・佐藤祥子 ▶︎旬選ジャーナル ▶︎From文藝春秋digital ▶︎オヤジとおふくろ ▶︎スターは楽し・芝山幹郎 ▶︎考えるパズル ▶︎三人の卓子 ▶︎広告情報館 ▶︎詰将棋・詰碁 ▶︎蓋棺録 ▶︎目・耳・口
新世界地政学119 船橋洋一
ハコウマに乗って5 西川美和
からだの美11 小川洋子
日本の地下水脈12 保阪正康
ミス・サンシャイン10 吉田修一
グラビア
▶︎日本の顔(沈壽官) ▶︎同級生交歓 ▶︎名画が語る西洋史107 ▶︎東京カラー ▶︎もう一人の家族173 辻よしなり ▶︎一城一食22(岩国城) ▶︎小さな大物(勝間和代)
短歌・平岡直子、俳句・須川 久、詩・御徒町凧
source : 文藝春秋 2021年7月号