今年2月から、定期購読を更新された方に、小社特製の一筆箋をプレゼントさせていただいています。
この一筆箋は長年、社員が実際に使ってきたもので、かつてナンシー関さんも激賞したという「文」の字の社章があしらわれています。私自身、取材先のポストへ来訪のあいさつを書いて投函したり、お借りした資料を返却する際に添付したりして使ってきました。

先日、この一筆箋を受け取った読者のひとり、東京在住の山田栄治さんから手紙をいただきました。ハッとするような内容でしたので、ここに山田さんの了解を得て全文を引用します。
〈謹啓 一筆箋をお送り頂きありがとうございます。
私と「文藝春秋」愛読の歴史は大学卒業後、(株)大同洋紙店(現、国際紙パルプ商事(株))勤務になった昭和二十九年でした。
入社後、先輩の話として、戦後、紙が配給切符制度になり、御社が紙の入手が出来ず、書籍の出版が出来ないとの申し出を受け、社を挙げて優先的に紙の納入に協力したとの話を聞きました。
また会社が社員読者をまとめて文藝春秋の共同購入を始めました。その中の一人として私も参加したのが文藝春秋を愛読した始まりです。
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