51年目のTHE ALFEEロングインタビュー 僕らが愛した音楽

第1回

電子版ORIGINAL

エンタメ 音楽

2024年にデビュー50周年を迎え、NHK紅白歌合戦にも出場。その活躍が改めて幅広い世代に注目されているTHE ALFEE。昨年秋に「文藝春秋 電子版」(現・文藝春秋PLUS)で公開されたインタビュー「THE ALFEE デビュー50年の20大ニュース ノーカット2万2000字完全版」も大きな反響を呼んだ。

 

そこで今回は、続編として新たなインタビュー連載をスタート。テーマは「僕らが愛した音楽」。メンバー3人は、どのような音楽、人物に出会ってTHE ALFEEというバンドを形作っていったのか――。

 

第1回は、3人の学生時代にさかのぼり、衝撃を受けたグループサウンズや海外のロックスターから、近所の女子高生に学んだ流行、さらには教室でのイタズラの思い出まで大いに語り合ってもらった。(聞き手・構成 内田正樹)

 

――昨年、文藝春秋に掲載されたデビュー50周年インタビューが大好評でした。そこで、再びスペシャルなインタビューを企画しました。テーマは、スバリ、“僕らが愛した音楽”。かつてお聴きになっていた音楽や、青春時代の思い出、生でご覧になったコンサートの記憶などを、ざっくばらんに語っていただけたらと思います。

 高見沢 これ、いつ頃に掲載されるの?

――春の全国ツアー(※『THE ALFEE 51st Anniversary Spring Celebration』。現在開催中)が始まった頃には、と。

 坂崎 じゃあ、僕と高見沢が誕生日を迎える頃かな。こいつ、もう71歳になるんですよ?

 高見沢 お前も71だろうが!(※二人は1954年生まれ。坂崎は4月15日、高見沢は4月17日が誕生日。桜井は翌55年生まれ)

下宿先のおじさんと武道館に観に行ったレッド・ツェッペリン――桜井

――定番の掛け合いをありがとうございます(笑)。では、まず、桜井さんの最初のコンサート体験は?

 桜井 高校生のとき、俺が下宿していた家のおじさんに、「一緒に観に行こうよ」とレッド・ツェッペリン(※高見沢が敬愛するイギリスのロックバンド。ロバート・プラント、ジミー・ペイジらが在籍)の武道館公演に連れていかれた。おじさんといっても、3学年しか上じゃなかったんだけど。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!

初回登録は初月300円

月額プラン

初回登録は初月300円・1ヶ月更新

1,200円/月

初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。

年額プラン

10,800円一括払い・1年更新

900円/月

1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き

電子版+雑誌プラン

18,000円一括払い・1年更新

1,500円/月

※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き

有料会員になると…

日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!

  • 最新記事が発売前に読める
  • 編集長による記事解説ニュースレターを配信
  • 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
  • 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 文藝春秋 電子版オリジナル

genre : エンタメ 音楽