2024年にデビュー50周年を迎え、NHK紅白歌合戦にも出場。その活躍が改めて幅広い世代に注目されているTHE ALFEE。昨年秋に「文藝春秋 電子版」(現・文藝春秋PLUS)で公開されたインタビュー「THE ALFEE デビュー50年の20大ニュース ノーカット2万2000字完全版」は大きな反響を呼んだ。
その続編としてはじまったインタビュー連載のテーマは「僕らが愛した音楽」。最終回となる第3回では、3人で観に行って驚いたライブ演出から、「仲良しすぎる」と言われたデビュー当時の日々まで、存分に語られる。THE ALFEEの音楽、さらにはライブのルーツが分かるエピソードが満載だ。(聞き手・構成 内田正樹)

「ミイラ男」を見たくてアイアン・メイデンのライブに
――前回、前々回とお話しいただいたほかにも、若い頃一緒に行かれたコンサートっていろいろありましたよね。
坂崎 ビー・ジーズ、サイモン&ガーファンクル、キング・クリムゾン……。結構3人で観たよな。昔は本当にツアーでほとんど一年中日本を旅していたから、ツアー先や移動日に行ったこともあったし。
高見沢 そうそう! ディープ・パープル、アイアン・メイデン、マイケル・シェンカー・グループ、ジューダス・プリースト、ニール・ヤング、レインボー……。
桜井 ずいぶん前だけど、3人でチケットを買ってレインボー(※ディープ・パープルのリッチー・ブラックモアが率いるイギリスのハードロックバンド)を観に行ったとき、関係者の人から、「すみません。ほかのお客さんが騒いじゃうといけないので、部屋をご用意しましたから、始まるまでこちらへ」と言われて。
坂崎 そんなこともあったなぁ。
桜井 オープニングから観たかったのに1曲目が終わってから座席に連れていかれて。帰るときも、最後の1曲前で、「すみません。お部屋に戻ってください」なんて言われちゃって、素直に従っちゃう俺たちも俺たちだよ(笑)。
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