「ね、やっぱりホンモノでしょ?」取材後の“事件”で感じたTHE ALFEE〈変わらない絆〉

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 THE ALFEEのデビュー50周年を記念した座談会は、6月上旬の夜、都内スタジオで行われました。担当の私は30歳(「文藝春秋」編集部員)。お三方は私が生まれるより20年も前から活動してこられたわけです。本物のロックレジェンドを前に少し緊張していましたが、3人の話が面白すぎて約80分の座談会はあっという間に終わりました。

 気がつけば時間は23時過ぎ。長時間の取材でお疲れだったと思いますが、桜井賢さん、坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さんの3人は、最後に「ありがとう!」と最高の笑顔を見せて席を立たれた……そのときでした。

 高見沢さんはおもむろに机の上のスマートフォンを手に取り、なにやら画面をタップしています。背筋がスッと伸びたその姿は、やはり70歳とは思えない。ステッカーでキラキラの可愛いスマホ。しばらくの間、周囲はその様子を見つめていました。が、そこで高見沢さんがひと言。

デビュー50年を迎えたTHE ALFEE ©文藝春秋

「あ、これ俺のスマホじゃないや」

 それは取材・構成を担当するライター・内田正樹さんのものでした。

「自分のやつと間違えてたのかよ!」(桜井)

「だって、近くにあったから」(高見沢)

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