昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/05/28

【これも初歩の初歩】キーボードカバーをかぶせてみる

 現状のキーボードをそのまま使いつつ打鍵音を控えめにする方法としては、キーボードカバーをかぶせるという手も考えられます。キーボードカバーはもともと水滴やホコリなどの侵入を防ぐための製品ですが、薄手のシリコンやウレタンでキーボード全体をすっぽりと覆うことから、静音化にも効果があります。実売は1000円~2000円程度と、キーボードごと買い替えるよりはコストも安めです。

キーボードカバーは、キーボードの形状に合った凹凸が設けられているためフィット感は抜群ですが、最近はキーボードの形状ごとの専用品は減りつつあります。写真はApple Magic Keyboardに対応したサンワサプライの「FA-HMAC4」(画像はメーカーサイトより)

 もっとも、同じキーボードをそのまま使い続けられると言っても、キータッチはかなり変化することから、馴染めるかどうかは微妙なところです。またかつてはPCごとに形状がぴったり合う製品が用意されていたキーボードカバーですが、キーボードがそれほど高級品でなくなった現在では、キーボードの型番ごとのラインナップは大幅に縮小されており、使用中のキーボードにマッチするカバーが存在しない場合も少なくありません。

【これも初歩】静音キーボードに交換する

 次に考えられるのは、キーボード自体を静音タイプの製品に交換することです。キーを強くタイプしても音が響かない静音タイプのキーボードであれば、周りへの影響も軽減できるでしょう。最近は多くのキーボードが「静音」をうたっていますが、客観的なデータを打ち出している製品は少数です。きちんとキーに採用しているスイッチを明示し、静音化にまつわる客観的なデータを表示している製品を選べば、相応の効果が期待できます。

例えばFILCOメカニカルキーボードが採用している「MX SILENT Red 静音赤軸」というスイッチであれば、打鍵音が30%削減されるとされています(画像はメーカーサイトより)

 もっとも、キーボードにこだわりがあって使っている場合は交換することで入力効率を落としてしまいますし、タイピング音がうるさい人に迷惑であることを説明してこれを使わせるというプロセス自体が一苦労です(相手が上司だったりするとなおさらでしょう)。また買い替え費用を誰が負担するのかという、現実的な問題もあります。