眞子さまと佳子さまは“外国の文化に触れる旅”へ
家族4人で、タイの東北にあるウボンラーチャターニーに数日間、滞在。名誉学位授与式に出席した。ウボンラーチャターニー付近は宮さまが魚類調査をしたメコン川や支流ムーン川があり、眞子さまと佳子さまは、多くの人々の生活を支える川を間近で見た。また、パーテーム国立公園では約3000年前の人々の暮らしの様子や生き物を描いた壁画を見学。朝早く、市場に出掛け、新鮮な魚、野菜や果物などを見て歩き、タイの日常生活の場にも接した。バンコク市内では小学校を訪れ、家庭科の授業に参加して、眞子さまと佳子さまは、同年代の子供たちと一緒に伝統的なお菓子や花飾り作りを体験したという。
宮さまは「以前からタイの王室の方とは、お目にかかってお話する機会はよくありまして、タイの国王陛下、王妃陛下とお話をしていた時も私たちの子供たちのことについて大変関心を示してくださいましたし、いつか連れてくればというお話もいただいておりました。今回そういうお招きもあり、タイに連れて行ったわけです。
もう一つは、外国に行って日本と違う文化に触れる、これは大変良いことだと思います。日本とは全く違う文化に触れ、そこで日本との違いというものを感じることができると思います。しかし、一方で同じアジアの国で日本と非常に似ている点、共通している点にも気が付くのではないか、そのことによって、更に日本の文化を理解する一つの契機になるのではないかと思いました」と、説明した。異文化の中で日本の良さを再認識する旅は、眞子さま、佳子さまにとって思い出深いものとなったようだ。