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2021年12月、アキちゃんにとって初めての「譲渡会」が開かれた。気に入った子がいたら、里親として引き取りを希望する来場者が集まった。

 

開始早々、アキちゃんの前に一組の年配夫婦が訪れた。

年配の女性:
かわいいじゃない

 

どうやらアキちゃんを気に入った様子だが…。

動物愛護団体の代表:
年齢が見合ってなかったのでお断りしました。あの子(アキちゃん)に介護が必要となった場合にお世話できるのか、最後まで看取れるかが心配なので…

 

過去に辛い経験をしたペットに、二度と同じ思いをさせたくない。里親になるには厳しい審査がある。その後も来場者は訪れたが…。

来場した男性:
前にダックス(フント)を飼っていたので、ダックスのような小型犬がいいかな

 

人気が集まるのは小型犬や子犬。譲渡会終了まで残り30分、そこへアキちゃんに興味を示す一組の夫婦が訪れた。

北名古屋市から来た54歳の男性:
ずっと柴犬を飼っていて、去年(2020年)亡くなっちゃったので新しい子を。会社をやっているので、普段はワンちゃんも事務所へ連れていこうと

 

この男性は、アキちゃんを引き取りたいと希望した。

犬が安心して暮らせるか…里親になるための厳しい審査

 

しかし、里親になるためにはさらなる審査がある。保護団体の代表が、飼育を希望する人の家を訪問。脱走する危険性やストレスを受ける心配がないかなど、犬が安心して暮らせる環境かをチェックする。

 

動物愛護団体の代表:
出勤されて、アキちゃんどこに置いてもらえますか

里親を希望する男性:
あそこにゲージ置いていましたので…。こちらへ連れてきてお利口にさせておこうかなと

動物愛護団体の代表:
こちらの環境は暖かいですし、夏は涼しいですね

 

この後、男性の自宅も確認。果たして「家庭訪問」の結果は…。

動物愛護団体の代表:
すごいいい環境。会社だったら社員さんと触れ合ってもらえるし、構ってもらえる。お家の方はすごく日当たりのいいお部屋があったので。今日のお宅でお願いしたいと思っています

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